2025.01.20

遅くなりすいません

大変おそくなりました、明日といいながら2週間更新できずすいません。
以後このようなことはないようにしますのでご容赦ください。
さて、住宅ローン返済が困難になった場合に弁護士に依頼する前に任意処分した
方がいい理由。
それはずばり費用の問題です。
仮に破産申立ということになれば、不動産があれば「管財事件」といって
破産管財人が選任されるので、裁判所に納める費用も増えます。
(ちなみに破産も「タダ」ではできませんので費用を納める必要があります)
一方もしめぼしい資産もなければ、同時廃止といって破産管財人は選任されず
破産開始手続と同時に廃止の手続がとられます。
つまり、余計な手続がかからない分費用も安くなるわけです。
また、弁護士に相談後、破産手続申立前に任意売却のケースもありますがこの場合もそれなりに費用が掛かります(なにも資産がない人と、資産がある人
の債務整理では違ってくるのは当たり前といえば当たり前ですよね。)
資産はなくて、借金しかなければ手続は簡単ですが、そうでなければ手続に手間がかかる分費用もかかるという理屈です。
もちろん切羽詰まって、例えば多重債務で首が回らないなどのケースは早期に
弁護士に入ってもらうべきですが、できればそうなる前にまず住宅ローンの
整理をするのがベターなのです。